【リーコール】トヨタ コースター、コースタービッグバンなど

コースター、コースタービッグバン、クイックデリバリー200、ダイナ、トヨエース


1.不具合の状況

(1) DPR(排出ガス浄化装置)において、電気式燃料遮断弁のシール構造が不適切なため、防水用キャップと遮断弁本体の合わせ面から水が浸入することがあります。そのため、遮断弁内部のコイル線が短絡または断線して警告灯が点灯するとともに、コイル線の発熱により樹脂部品が損傷して、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがあります。


(2) ディーゼル車の燃料装置において、原動機に取り付けられている燃料フィルタの強度が不足しているため、頻繁に原動機の始動、停止を行うと燃料圧力の変動により、燃料フィルタのケースに亀裂が入るものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進行しフィルタケースが破損して、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがあります。


(3) 機械式自動変速機の自動クラッチ装置において、

 ① 作動用モータの配線の配策が不適切なため、防水用グロメットが変形してモータ内部に水が浸入することがあります。そのため、ブラシの摺動が悪くなり警告灯が点灯し、最悪の場合、ブラシが固着してクラッチが作動せず、走行できなくなるおそれがあります。

② モータ内部のブラシのリード線の配索が不適切なため、リード線がガイドに引っかかるものがあります。そのため、ブラシの摺動が悪くなり導通不良を起こし、最悪の場合、モータが作動せず、走行できなくなるおそれがあります。

③ 制御プログラムが不適切なため、車両の発進、停止を頻繁に行うと、作動用モータのブラシが早期に摩耗することがあります。


(4) ルートバンの助手席側手動鏡面調整式の後写鏡において、鏡面と本体の固定方法が不適切なため、走行振動等により鏡面と本体の嵌合爪が摩耗することがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、嵌合爪が折損し、最悪の場合、鏡面が脱落して、後方の交通状況等が確認できないおそれがあります。

TOYOTAホームページより

詳しくはTOYOTAの公式発表をご覧ください。

https://toyota.jp/recall/2015/1021_2.html


ご自身の車が対象車かどうか車検証で確認ができます。

車検証の赤く囲んだ部分が新車時の登録年月ですので上記の期間に入っている方はTOYOTAのディーラーに車を持ち込むか問い合わせしてみてください。


対象者の場合全て無料でリコール部分の修理をしてもらえます。

車検証 汲沢オートサービス