自動車保険（任意保険）に加入していたも、意外と知らない「こんな事にも自動車保険が使えるの？」という場面が結構あります。汲沢オートサービスで実際に体験した事を中心に、どんなことで自動車保険が使えるのかをご紹介していきます。
代車を借りていて事故を起こしてしまった時
第1回目は、車を修理に出している間に使える車を修理工場などで借りることがあるかと思います。これを「代車」と言います。この代車を借りている時に事故を起こしてしまった。こういう時には自動車保険が使えるのかをご紹介します。
他車運転特約が契約上あるかを確認
自動車保険には「他車運転特約」という特約があります。これは、ご自身の車以外を運転していた際に万が一事故にあってしまった時に使える特約となっています。特約という事で、契約時に自動で付いている保険とオプションで加入が必要な保険がありますので、ご自身の保険で他車運転特約が付いているかをご確認ください。
※「他車運転特約」という名称ではない場合があります。特約がご自身の保険に付いているかが不安な方は、保険会社もしくは代理店に「ウチの入っている保険には他車運転特約みたいなのは付いていますか？」と確認してみてください。
他車運転特約はどんな時に使えるの？
- 友人、知人の運転をしていて事故にあってしまった。
- 仕事で借りている車で事故にあってしまった。
- 修理に出している間に乗っている代車で事故にあってしまった。
- その他
自動車保険が法人契約の場合は注意が必要
自動車保険を個人名義で契約している場合には、あらかじめ付いている事が多い他車運転特約。しかし、法人名義で自動車保険に加入している場合にはオプションのケースが多いみたいです。法人契約の方は早めにご自身の保険内容をご確認しておいた方が良いです。
自動車修理工場として思う自動車保険（任意保険）
日本においては自動車賠償責任保険（自賠責保険）に加入するのが義務となっており、万が一の事故の際に相手の車、乗っていた人、その他の物や人に対する保証は最低限出来る仕組みになっています。これは、社会的にすべての車の持ち主が安心して車に乗れるための素晴らしい仕組みだと思います。
万が一事故を起こしてしまった時に相手や他人の物に関する保証は自賠責保険で保障できますが、ご自身の体やご自身の車に関する保障は自賠責保険ではありません。その際に必要になってくるのが今回の記事でもお話しした任意保険です。
お車をお持ちの方でしたら多くの方が加入しているであろう自動車保険（任意保険）、最近ではインターネット上で契約ができ保険料金は引き落としの人と会って説明してもらったりする必要が無い「ネット保険」へ加入している方が多いと思います。
ネット保険は契約までの手続きが楽であったり、保険料が割と安いのがメリットですがデメリットもあります。1番のデメリットが「ご自身の保険が何に使えるかをご自身で理解していないと損をする」点です。今回ご紹介したケースのように自動車保険で保障できる部分は意外と多岐にわたっていることが多いのに知らない人が多いんです。ネット保険はわからない部分があった時にインターネットや電話で問い合わせて回答をもらえますが、あまり親身になってくれず、マニュアル通りの回答が返ってくるのが多いみたいです。
「車の事があまりわからない」人ほど、代理店等の人を介した自動車保険に加入しておいた方がいざという時に頼りになるというのが汲沢オートサービスからのアドバイスです。
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